公開日:2025年1月23日
こんにちは、防犯カメラのまもるくん!編集部です。
学校に防犯カメラの設置を考えている方がいるかもしれません。
そこで今回は、学校に防犯カメラを設置する理由やおすすめの形状、注意点などを解説したいと思います!
まずは当サイト「防犯カメラのまもるくん!」についてご説明致します。
当サイトは防犯カメラ開発メーカーである株式会社トライアークが運営しております。トライアークでは製品の開発からお客様施設への設置工事、さらに保守まで一気通貫でサービスのご提供を行なっております。従いまして、高性能カメラをどこよりも安く、メーカー直販価格でご提供できます。またメーカー責任施工で工事も安心です。防犯カメラの設置をご検討ならお気軽にフリーダイヤル0120-624-199またはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
学校に防犯カメラが必要とされる理由は以下のとおりです。
防犯カメラがあれば、侵入者への心理的な抵抗感となり、侵入対策として一定の効果を期待できます。
また、教員の目が届きにくい場所を視認できるようになるので、盗難やいじめなどの問題行為を把握に役立つ機器です。
文部科学省が発表している「学校安全の推進に関する計画に係る取組状況調査【概要】(令和3年度実績)」によれば、防犯カメラを設置している学校は全体の64.3%で年々上昇傾向にあります。
学校に防犯カメラを導入するメリットは以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
学校に防犯カメラを設置する最大の理由は、生徒や教職員の安全を確保するためです。
近年、学校を取り巻く環境は複雑化しており、外部からの不審者の侵入や内部での問題行動が注目されています。防犯カメラは、予測できないリスクに対して効果的な予防策となり、トラブルの未然防止と迅速な対応を可能にします。
防犯カメラの設置は、保護者の不安を軽減するためにも大きな役割を果たします。
日々のニュースで学校に関わる事件や事故が報じられる中、保護者は子どもの安全について多くの心配を抱えています。
そのような状況で、防犯カメラの存在は学校の安全対策が具体的かつ確実であることを可視化し、「安心して子どもを送り出せる」という信頼感を保護者に与えられるでしょう。
校内で起こる盗難やいじめといった問題に対して、防犯カメラは証拠として活用できます。
例えば、校内に防犯カメラがあれば、盗難やいじめなどのトラブルが発生しても監視システムが証拠として活用でき、事実確認が迅速かつ公平に行われ、問題解決がスムーズに進むでしょう。
不必要なトラブルが減少すれば、生徒がより安心して学習に専念でき、教師も教育活動に集中できます。
つまり、防犯カメラの設置は教育環境の向上につながる可能性もあるので、学校運営を円滑に進めたい方は導入を検討しましょう。
学校に防犯カメラを設置する際の注意点は以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
学校に防犯カメラを導入する際には、安全性の向上だけでなく、生徒や教職員のプライバシーを尊重することが不可欠です。
防犯カメラが適切に運用されなければ、学校内に不信感を生むだけでなく、生徒や教職員の心理的な負担となる可能性があります。
そのため、プライバシー保護に向けた徹底した配慮が求められます。
例えば、更衣室やトイレなど、個人のプライバシーが特に重視される場所にはカメラを設置すべきではありません。
一方で、校舎の出入り口や廊下、校庭、共有スペースなど、安全対策が必要なエリアを中心に設置しましょう。
なお、学校の周囲は一般住宅や商業施設などが立ち並ぶ可能性があるので、監視対象となる範囲やカメラの解像度、角度なども注意深く設定し、近隣に対して過剰な監視とならないように注意しましょう。
学校に防犯カメラを導入する際には、生徒や保護者に対して事前に設置の目的や運用方法を明確に説明するべきです。
生徒や保護者への説明では、防犯カメラが「安全を守るための道具」であることを強調し、設置の目的やメリットを分かりやすく伝えます。
例えば、不審者の侵入防止や校内トラブルの抑止効果、迅速な問題解決に役立つ具体的な事例を挙げると効果的です。同時に、プライバシーに配慮した運用方針も明確に示すことで、「監視されている」という不安感を軽減しましょう。
さらに、地域住民への説明も忘れてはなりません。特に学校周辺の住民にとっては、防犯カメラの設置が地域の安全性向上につながることを伝えることで協力を得やすくなります。
説明の際には、学校が一方的に情報を伝えるだけでなく、保護者や地域住民からの質問や意見を受け付ける場を設けると良いでしょう。
学校で防犯カメラを適切に運用するためには、明確な運用ルールを策定し、そのルールに基づいて厳格な管理体制を構築することも重要です。
まず、映像の管理者を明確にします。誰が映像を閲覧でき、権限をどのように付与するのかを具体的に定めることで、不必要な閲覧や不正利用のリスクを低減できます。
管理者は限られた職員に限定し、運用状況を第三者が監視できる仕組みを設けることを検討しましょう。
次に、不審者の侵入を防ぐ、校内のトラブル発生時に原因を特定するなど、利用目的を事前に明文化し、目的外の使用を禁止するガイドラインを作成すると、運用が透明性を持ち、信頼性が高まります。
他にも、データの保存期間や削除のタイミングを設定し、個人情報保護の観点を踏まえた適切なデータ管理を徹底しましょう。
学校に設置した防犯カメラを効果的に活用するためには、導入後も定期的な点検と運用状況の見直しを行い、常に適切な状態を維持するべきです。
カメラの動作確認や録画システムの状態を定期的にチェックし、不具合があれば迅速に修理や交換を行います。
また、カメラの画角がずれていないか、不審者の侵入を監視するために適切な範囲をカバーしているかを確認し、安全性が常に最大限に保たれるようにすることが重要です。
さらに、学校の環境は年度ごとに変化する可能性があるため、運用方針の定期的な見直しも求められます。
防犯カメラの性能や運用方針を時代や環境の変化に適応させることで、安全対策の有効性を高め、学校全体の安全管理体制を強化できると覚えておきましょう。
学校で防犯カメラを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
学校内で防犯カメラを効果的に活用するためには、設置場所ごとに適切な性能を持つカメラを選定することが重要です。
例えば、校舎の出入り口は不審者の侵入や不必要な立ち入りを監視する上で最も重要な場所のため、顔や服装などを正確に識別できる高解像度カメラが求められます。
銃型(バレット型)は存在感があり、不審者や侵入者に対して威圧感を与えやすく、後者の出入り口におすすめです。
一方、廊下や階段は、生徒同士の接触やトラブルが発生しやすい場所で、広範囲を一度に撮影できる防犯カメラが求められます。
銃型(バレット型)は存在感があり生徒に監視されているという印象を与えやすいので、設置するならドーム型カメラが適しています。
さらに、夜間や薄暗い場所なら赤外線カメラや暗視機能付きのカメラが必要です。
学校における防犯カメラの運用では、長時間の監視が必要なため、録画データの保存容量を十分に確保することも重要です。
防犯カメラのシステムによって保存方法は異なります。
例えば、HDDを利用する場合は、複数台のレコーダーを設置すれば容量不足を回避できます。
また、クラウドストレージを利用する場合は、サービスにもよりますが後から容量を追加できるので、柔軟な対応が可能です。
学校に防犯カメラを設置する場合は、録画データの保存容量にも注意しましょう。
学校の出入り口や校庭などの屋外に設置するカメラは、天候の影響を受けやすいため、防水性や耐久性に優れた機種を選ぶべきです。
IP規格で示される防水・防塵性能や、極端な気温にも耐えられる仕様であるかを確認しましょう。
例えば、IP65となっている防犯カメラの場合、1つ目の数値が防塵性能を、2つ目の数値が防水性能を表しています。
数値が大きいほど防水・防塵性能に優れるため、学校の屋外に設置する場合は、IP66となっている機器を選びましょう。
学校で防犯カメラを導入する一般的な流れは以下のとおりです。
学校に防犯カメラを導入する場合、導入目的と必要性を明確にしましょう。不審者の侵入防止や生徒同士のトラブル記録、校内の安全性向上など、具体的な課題を洗い出すことで、必要なカメラの性能や設置場所を決められます。
次に、必要な機材や設置作業にかかる費用を算出し、予算を確保します。同時に、導入計画や導入後の運用体制などを具体的に決定しておくと、スムーズに導入を進められるでしょう。
防犯カメラを学校に導入する場合は、規模が大きくなりやすいので、専門の業者に相談すると良いです。業者に見積もりを出してもらい、生徒や保護者、地域住民に対して説明会を開き、問題がなければ依頼します。
後は、依頼した専門業者が計画通りに設置できた確認し、事前に取り決めた運用計画に則って運用しましょう。
なお、学校によっては防犯カメラの導入に関してルールが定められている可能性があるので、確認を取ってから進めるべきです。
以上が、学校に防犯カメラを設置する場合の解説になります。生徒を不審者やトラブルから守るためにも防犯カメラの設置が望ましいです。
ただし、防犯カメラを設置するためには生徒や保護者、近隣住民の理解を得たうえで計画を進める必要があります。
また、学校は敷地が広く、死角も多いため、適切な場所に設置するためにはある程度の専門知識が必要です。
学校に防犯カメラを設置したい場合は、信頼できる業者に相談してみると良いでしょう。
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