公開日:2024年5月25日
こんにちは、防犯カメラのまもるくん!編集部です。
防犯カメラの設置を考えているけれど、どんな形状の防犯カメラがいいか分からないという方がいるかもしれません。
そこで今回は、ドーム型防犯カメラのメリットやデメリット、設置のポイントなどを解説したいと思います!
まずは当サイト「防犯カメラのまもるくん!」についてご説明致します。当サイトは防犯カメラ開発メーカーである株式会社トライアークが運営しております。
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ドーム型防犯カメラとは、レンズがドームに覆われているタイプの監視カメラです。
天井や壁に直接設置できるタイプが多く、コンパクトなサイズで周りの風景に溶け込みやすいデザインをしております。また、銃型(バレット型)と違って壁面設置のアームが無いので、イタズラでカメラの向きを変えられにくいことも特徴です。
防犯カメラにはドーム型のほかに、ボックス型や銃型(バレット型)、PTZ型があり、次のように特徴が異なります。
特徴 | |
---|---|
ドーム型 | レンズがドームに覆われたタイプ |
ボックス型 | カメラがボックスの形状をしたタイプ |
銃型(バレット型) | カメラが筒状のような形状をしたタイプ |
PTZ型 | カメラを上下左右に移動したり、ズームイン、ズームアウトができたりするタイプ |
ドーム型はレンズがドームに覆われたタイプで、ほかの防犯カメラに比べて威圧感が少なく、周りの風景や景観を崩しにくいというメリットがあります。
ボックス型は四角い形状の先端に丸いレンズが付いているタイプです。防犯カメラを設置しているという存在感を周囲に与えることができ、レンズを取り外して監視場所や監視目的に合わせることができます。
銃型(バレット型)はカメラが銃のような形状をしているタイプで、ボックス型の派生タイプです。ハウジングと呼ばれる保護ケースをかぶせており、屋外環境でも使用できます。ボックス型と同様に存在感があるため犯罪の抑止効果を期待できることがメリットです。
ただし、ボックス型や銃型(バレット型)はカメラの向きや撮影方向が分かりやすく、死角を埋めるように設置する必要があります。
PTZ型とはレンズを水平方向や垂直に回転でき、ズームが可能な防犯カメラを指します。撮影方向や範囲を変えられるので、1台で広範囲をカバーでき、犯人の追跡も可能です。ただし、レンズを動かすと死角が生まれやすいことに注意しましょう。
ドーム型は商業施設や公共施設などの、人が多く集まるが景観を壊したくないような場所に設置しやすい防犯カメラです。
一方で、個人住宅や重要な施設に設置するなら、犯罪の抑止効果が高い銃型(バレット型)やPTZ型のほうを検討しましょう。
ドーム型防犯カメラのメリットは以下のとおりです。
上記のメリットを順番に解説します。
ドーム型防犯カメラは商品にもよりますが、コンパクトなサイズの傾向があります。存在感や威圧感が銃型(バレット型)に比べて少なく、小さなサイズなので設置しても目立ちにくいです。
そのため、多くのお客さまが訪れるような商業施設や公共施設では銃型(バレット型)ではなく、リラックスできるドーム型防犯カメラを採用している場合があります。
一般的に、ドーム型防犯カメラは天井に取り付けることが可能です。
天井に取り付けることで人の視界に入りづらくなるため景観を損なわず、高い位置に設置することで、いたずらや破壊行為のリスクを減らせます。
また、商品によっては防水・防塵性能に優れており、駐車場や建物の外周、出入口、工事現場などの屋外でも設置が可能です。天井や軒下に直接設置するため、風の影響を受けて画角が変わるような心配はありません。
ただし、レンズカバーガラスに雨粒が直接当たって視界が悪くなる可能性があるので、屋外の場合は軒下への設置をおすすめします。
防犯カメラへのイタズラや、犯人の行動で多いのがカメラの向きを変えることです。
遠隔で首振りができないタイプの防犯カメラの場合、あらかじめ定めた画角からズレてしまうと肝心の映像が撮影できなくなり、防犯カメラとしての役目を果たせません。
また、向きを変えられたら、手動で戻すという手間も発生します。
ドーム型防犯カメラは、レンズカバーガラスのなかにカメラのレンズがあります。商品にもよりますが、特殊ネジで調整して簡単に外せないタイプや衝撃に強いタイプもあり、内部のカメラの向きを勝手に変えられるようなことはありません。
カメラの向きを勝手に変えられるケースが多い場所では、レンズカバーが付いているドーム型防犯カメラを検討してみましょう。
ドーム型防犯カメラのデメリットは威圧感が少ないことです。
ドーム型防犯カメラはコンパクトなデザイン性で、商業施設や公共施設などに溶け込みやすいなどのメリットがあります。
そのため、来訪者に防犯カメラの存在を意識させづらいですが、犯罪の抑止効果も薄まる可能性は否定できません。
防犯カメラは犯罪行為の記録以外に、設置したことで犯罪を抑止する効果を期待されています。
しかし、ドーム型防犯カメラは存在感が薄いため、ボックス型や銃型(バレット型)ほど犯罪の抑止効果を期待できないです。
ドーム型防犯カメラはコンパクトなデザインで、ほかの防犯カメラに比べると存在感や威圧感が少ないです。
そのため、景観を重要視する店舗や商業施設、オフィスビル、教育機関、公共施設などに導入される傾向があります。
また、設置しても威圧感を与えにくく、ドームによって耐久性が優れているので個人住宅の軒先に、トラブルが起きたときの記録用として設置するケースもあります。
ドーム型防犯カメラを設置する際のポイントは以下のとおりです。
上記のポイントを順番に解説します。
ドーム型防犯カメラは商品によっては壁に設置できますが、基本的には天井への設置がおすすめです。
天井に設置するなら、レンズが広角でも360度全方位モニタリングレンズでも映像が正しく表示されます。しかし、壁に設置すると映像が正しく表示されにくく、ある程度の手間がかかる可能性があるため注意しましょう。
なお、ケーブルが必要なドーム型防犯カメラを天井に設置する際は、天井裏にケーブルを収納して配線する必要があります。
防犯カメラは西日や朝日、自動車のヘッドライトなどの強い光が当たると映像が白飛びしてしまうことがあります。
白飛びとは、動画の一部または全体が過度に明るくなり、画像の一部またはすべての情報が失われ、白い領域が表示される現象です。
防犯カメラのセンサーが捉えられる明るさよりも明るい光が飛び込んでくると、発生しやすくなります。
そのため、西日や朝日が差し込む場所では逆行補正機能で対策したり、ヘッドライトの光が当たりやすそうな場合は高い場所に設置したりするなど、防犯カメラに付いている機能や設置する場所などで対策をおこないましょう。
防犯カメラには撮影できる範囲があり、画角の範囲外の場所を死角と呼びます。
死角があると誰かが近づいて犯罪行為を行っていても撮影できず、防犯カメラを設置したのに役に立ちません。
ドーム型防犯カメラはレンズの向きが外側から分かりづらく、多くの商品で広範囲を同時に撮影できるため死角を作りにくいです。
しかし、設置する場所の状況や構造によっては死角を生み出す可能性はあるので、設置する際は画角を確認しながら行いましょう。
防犯カメラを設置することは法律で制限されていませんが、撮影した映像の内容によっては問題になるかもしれません。
総務省や自治体はプライバシー保護に配慮した防犯カメラの設置と運用を呼び掛けており、ガイドラインも公表しています。そのため、撮影する際は周囲への周知や録画データの管理などを徹底し、プライバシーに注意しましょう。
以上が、ドーム型防犯カメラの解説になります。ドーム型防犯カメラはコンパクトなデザインやサイズのため、周りの景観を壊さずに設置可能な防犯カメラです。
景観を優先するならドーム型防犯カメラが最適です。より犯罪の抑制効果を重視するなら、犯罪の防止効果が高い銃型(バレット型)を検討してみましょう。
ただし、防犯目的で防犯カメラを設置するなら、設置したい環境に合わせて機器を選び、専門的な知識を用いて死角を作らず、プライバシー保護にも配慮した設置を検討する必要があります。
当社では、ショールームにて現物の防犯カメラをご覧いただけます。近畿圏を中心に多くの設置実績を誇っており、開発から販売、工事、保守に至るまで一貫して対応しています。
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