公開日:2024年11月16日
こんにちは、防犯カメラのまもるくん!編集部です。
公園で防犯カメラの設置を考えている方がいるかもしれません。
そこで今回は、公園で防犯カメラを設置する理由や形状、注意点などを解説したいと思います!
まずは当サイト「防犯カメラのまもるくん!」についてご説明致します。当サイトは防犯カメラ開発メーカーである株式会社トライアークが運営しております。トライアークでは製品の開発からお客様施設への設置工事、さらに保守まで一気通貫でサービスのご提供を行なっております。従いまして、高性能カメラをどこよりも安く、メーカー直販価格でご提供できます。またメーカー責任施工で工事も安心です。防犯カメラの設置をご検討ならお気軽にフリーダイヤル0120-624-199またはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
公園とは、市民が憩い、スポーツやレクリエーション、散策などの活動を行うために公開された場所です。
また、自然環境や生態を保護することを目的とした公園もあり、さまざまな生き物の住処や食べ物があります。
おもに、次のような種類に分かれています。
種類によって特徴は異なりますが、基本的に公園は誰でも利用できるため、不特定多数の人物が行きかう可能性が高いです。
公園に防犯カメラが必要な理由は以下のとおりです
上記を順番に解説します。
公園は誰でも利用できる空間なため、子どもから大人までさまざまな人物が出入りしています。
そのため、トラブルが起きる可能性は高いです。
公益社団法人日本都市計画学会 都市計画論文集の「公園における子供・女性を被害者とする脅威事案の発生実態および接道性との関連」によれば、公園では年齢を問わず、犯罪被害に遭うケースがあります。
論文によれば、夜間よりも昼間から夕方にかけての時間帯に集中しやすく、子どもだけでなく大人も対象とした事案が発生しているため、防犯対策は必須です。
防犯カメラを設置することで、カメラの存在が周囲に対して監視しているという意識を植え付けるため、犯罪行為を防ぐ効果を期待できます。
公園は市民の憩いの場であるべきですが、誰でも利用できるため次のような迷惑行為が発生する可能性があります。
自治体には上記のような迷惑行為に関する報告が上がっており、対処が求められます。
防犯カメラは犯罪行為だけでなく、迷惑行為を防ぐことにも役立つので、対策を求められた場合は導入を検討しましょう。
防犯カメラを導入していても、犯罪行為や迷惑行為が行われてしまう可能性を否定できません。
しかし、防犯カメラがあれば、トラブルが発生したとしても早期解決に役立ちます。
例えば、子ども同士のケンカやペットの躾を巡るトラブル、施設の破損などが発生しても、防犯カメラがあれば録画しておくことができるので、あとから状況を確認して、正しい判断を下せます。
また、犯罪行為や迷惑行為が発生した事実が証拠として残るので、警察に相談する場合にも役立つでしょう。
一般的に、防犯カメラは次のような形状があります。
形状 | 特徴 |
---|---|
ボックス型 | ボックスの形状をしたタイプ |
銃型(バレット型) | 銃のような形状をしたタイプ |
ドーム型 | レンズがドームに覆われたタイプ |
上記のなかで特におすすめなのがボックス型と銃型(バレット型)です。
ボックス型は文字通りボックスの形状をした防犯カメラで、遠くから見ても監視されていることが分かるほど存在感があります。
商品によって多少異なりますが、ボックス型は高性能なレンズやセンサーを搭載しやすいので、公園のような広い場所でも高画質な映像を撮影可能です。
銃型(バレット型)は銃のような形状をしており、カメラを囲う箱からレンズが飛び出しています。
ボックス型と同様に存在感があるため、不審者や迷惑行為をする人物に対して見られているという意識を植え付けやすいタイプです。
また、銃型(バレット型)の箱部分にはカメラやケーブルなどの部品が一つに納められているので、公園でも設置しやすいというメリットもあります。
ボックス型よりもコンパクトで、比較的目立ちにくいデザインをしているので、周りの景観を損ねたくない場所に設置したい場合は、銃型(バレット型)を検討してみましょう。
公園に設置する防犯カメラの選び方は以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
公園に防犯カメラを設置する理由の多くは、犯罪行為や迷惑行為を防ぐためです。
防犯カメラによってはドーム型のように目立たず、周囲の風景に溶け込んで設置できるタイプもありますが、犯罪行為や迷惑行為を抑制するほどの存在感はありません。
そのため、景観を損ねるデメリットはありますが、なるべくボックス型や銃型(バレット型)のような、存在感のある防犯カメラを設置しましょう。
公園にもよりますが、ネットワーク環境が整っていないケースは少なくありません。
防犯カメラで撮影した映像を保存するためにはクラウドサーバーに保存、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)に保存、SDカードやUSBメモリに保存するなどの方法があります。
最近はネットワーク対応のHDDが一般的になっており、有線で接続しなくてもHDDに保存できるので、設置できる場所や配線の自由度が高いです。
しかし、公園は場所にもよりますがネットワーク環境が整っておらず、録画にインターネットへの接続が必要な機種を設置できない可能性があります。
内蔵ストレージに録画データを保存できたり、モバイル回線を利用して録画データを送信したりする機種なら、ネットワーク環境がなくても設置は可能です。
ネットワーク環境がない公園に防犯カメラを設置する場合は、問題ない機種を選ぶようにしましょう。
公園はほかの公共施設と異なり、夜間も出入口が開いていることが多く、利用者が出入りします。
しかし、防犯のために24時間防犯カメラにかかりきりになるのは難しいので、なるべく遠隔監視が可能な機種を選びましょう。
遠隔監視が可能であれば、公園でトラブルが起きたとしても、すぐに現地の状況が確認できます。
撮影した映像を離れた場所で確認できる防犯カメラを中心に検討しましょう。
公園は夜間も利用する人がいるため、トラブルが起きる可能性はあります。
公益社団法人日本都市計画学会 都市計画論文集の「公園における子供・女性を被害者とする脅威事案の発生実態および接道性との関連」でも、夜間や真夜中頃に事案が発生しています。
最新の防犯カメラには夜間でも鮮明な映像を録画できる機能を搭載しており、肉眼よりもハッキリとした映像が撮影可能です。
公園に設置する際は、夜間の録画機能が搭載されている機種を選びましょう。
公園に設置する防犯カメラは常に風雨にさらされるため、防塵性能や防水性能が重要になります。
防犯カメラの場合、「IP」の後に2つの数値が付いており、この数値が大きいほど防塵性能と防水性能に優れていることを意味します。
例えば、IP65となっている防犯カメラの場合、1つ目の数値が防塵性能を表しています。次の表は、防塵性能の数値と概要をまとめたものです。
数値 | 概要 |
---|---|
0 | 保護されていない |
1 | 直径50mmの固形物が内部に入らない |
2 | 直径12.5mmの固形物が内部に入らない |
3 | 直径2.5mmの固形物が内部に入らない |
4 | 直径1.0mmの固形物が内部に入らない |
5 | 若干の粉塵の侵入があっても所定の動作および安全性を阻害しない |
6 | 粉塵が内部に入らない |
防塵性能の数値は0~6まであり、「IP65」の6とは最高値の6を意味しています。最高値の6となれば、粉塵でも防犯カメラの内部に入りません。
「IP65」の2つ目の数値は防水性能を表しています。次の表は、防水性能の数値と概要をまとめたものです。
数値 | 種類(状況) | 概要 |
---|---|---|
0 | – | 保護されていない |
1 | 防滴Ⅰ | 垂直に滴下する水に対して保護されている |
2 | 防滴II | 15°以内で傾斜しても垂直に滴下する水に対して保護されている |
3 | 防雨 | 60°以内の散水に対して保護されている |
4 | 防まつ | あらゆる方向からの水の飛沫に対して保護されている |
5 | 防噴流 | あらゆる方向からの噴流に対して保護されている |
6 | 耐水 | あらゆる方向からの暴噴流に対して保護されている |
7 | 防侵 | 規定の圧力、時間で水中に沈めても影響がないように保護されている |
8 | 水中 | 製造者によって規定される条件に従って、潜水状態での使用に対して保護されている |
防水性能の数値は0~8まであり、「IP65」の5は噴流を防ぐという意味です。
多少の雨には耐えられますが、台風のような激しい雨のときは浸水する恐れがあるので、公園での設置には向いていません。
そのため、公園で防犯カメラを設置するなら、IP66となっている機器を選びましょう。
公園は種類によって広さが異なりますが、犯罪行為や迷惑行為を効率的に抑止したい場合は次の場所を中心に防犯カメラを設置しましょう。
電柱や街灯は高さがあり、電源を確保しやすいため、防犯カメラを設置するのに役立ちます。
また、時計も電柱や街灯と同様に高さと電源があるので設置しやすく、中心部や人が集まりやすい場所にあるため、設置する際の重要度は高いです。
ほかにも、公園の出入り口に防犯カメラがあると、不審者の侵入の抑止や、トラブルが起きた際の人物の特定がしやすくなります。
最後に、トイレの前にも防犯カメラは設置するべきです。
トイレは死角が多く、公園のなかでは犯罪が起きやすい場所の1つに挙げられます。
ただし、プライバシーに気を配る必要があるので、カメラの向きや撮影範囲を適切に設定しましょう。
公園に防犯カメラを設置する際の注意点は以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
公園を管理しているのは、基本的に各市区町村の都市整備管理課です。
そのため、公園に防犯カメラを設置できるのは自治体や、公園を管理している団体の人間になります。
犯罪行為や迷惑行為が頻発しているからといって、個人が勝手に防犯カメラを設置することはできません。
なお、自治体が防犯カメラを設置する場合、地域住民や公園利用者から意見を募り、必要とあれば関連部署や警察、地域団体と協議をおこない、設置の承認を得る流れです。
個人が業者に依頼して設置するよりもハードルが高く、ある程度の時間がかかると覚えておきましょう。
公園に防犯カメラを設置した場合、設置したことを周知する看板や立札を設置しましょう。
防犯カメラの設置や使用中であることを明示する義務はありませんが、周知することで公園利用者の不安をある程度は和らげる効果を期待できます。
また、防犯カメラがあることをアピールできるため、犯罪行為や迷惑行為を行う人物たちへの警告にもつながります。
夜間でも警告が見えるように、電柱や街灯の近くに設置すると良いでしょう。
防犯カメラは公園利用者の姿や顔を記録して残すため、プライバシーに影響を与える可能性が高いです。
そのため、防犯カメラの向きや撮影範囲は適切に設定し、市区町村ごとの条例やガイドラインに従い、映像が流出しないように責任者と権限の内容を定めましょう。
以上が、公園で防犯カメラを設置する場合の解説になります。公園は不特定多数の人物が24時間いつでも出入りできる空間のため、犯罪行為や迷惑行為を防ぐためにも防犯カメラの設置が望ましいです。
そのため、存在感のあるボックス型や銃(バレット型)の防犯カメラを電柱や街灯、出入口、トイレ前などの重要な場所に設置しましょう。
ただし、地元住民から理解を得て、警察や地元団体と協議しつつ、適切な場所や撮影範囲を決めるなど、多くの手続きやハードルがあります。
また、場所によっては面積が広く、死角が多い場合もあるので、適切な場所に設置するためには、ある程度専門的な知識が必要です。
公園で防犯カメラを設置したい場合は、信頼できる業者に相談してみると良いでしょう。
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