公開日:2024年8月9日
こんにちは、防犯カメラのまもるくん!編集部です。
PTZ型防犯カメラの設置を考えている方がいるかもしれません。
そこで今回は、PTZ型防犯カメラのメリットやデメリットなどを解説したいと思います!
まずは当サイト「防犯カメラのまもるくん!」についてご説明致します。
当サイトは防犯カメラ開発メーカーである株式会社トライアークが運営しております。
トライアークでは製品の開発からお客様施設への設置工事、さらに保守まで一気通貫でサービスのご提供を行なっております。従いまして、高性能カメラをどこよりも安く、メーカー直販価格でご提供できます。
またメーカー責任施工で工事も安心です。防犯カメラの設置をご検討ならお気軽にフリーダイヤル0120-624-199またはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
PTZ型防犯カメラとは、パン(Pan:水平移動)、チルト(Tilt:垂直移動)、ズーム(Zoom:拡大・縮小)機能を持つカメラのことを指します。
それぞれのアルファベットの頭文字をとって、「PTZ型」、あるいは「PTZ機能」などと呼びます。
PTZ機能がない防犯カメラは、最初に設定した画角を維持したまま撮影するため、特定の地点から一方向に向けて撮影することが可能です。
一方、PTZ型防犯カメラはカメラ自体が首振りできるため、1台で広範囲をカバーしつつ、特定のエリアを詳細に監視することができます。
そのため、広範囲を撮影しつつ、動く人物や車などの監視が求められる場所に適しています。
次の表は、PTZ型防犯カメラと他のタイプの防犯カメラを比較したものです。
特徴 | |
---|---|
PTZ型 | カメラを上下左右に動かすことができ、ズームイン・アウトが可能なタイプ |
ドーム型 | レンズがドームに覆われたタイプ |
ボックス型 | カメラがボックスの形状をしたタイプ |
銃型(バレット型) | カメラが銃のような形状をしたタイプ |
PTZ型防犯カメラは、ボックス型や銃型(バレット型)に比べて、操作性や柔軟性が高い点が大きな特徴です。
PTZ型防犯カメラのメリットは以下のとおりです。
上記メリットを順番に解説します。
PTZ型防犯カメラの最大のメリットは、1台で広範囲を監視できることです。
通常の防犯カメラは画角や撮影距離などが決まっているため、1台ですべてをカバーすることが難しい傾向があります。
PTZ型防犯カメラはパンやチルト機能により、1台で広範囲の撮影が可能です。通常は複数台の防犯カメラが必要なエリアでも、PTZ型防犯カメラ1台で済ませることができるので、コスト削減に繋がります。
PTZ型防犯カメラはズーム機能を搭載しています。
ズームの倍率や精細さはカメラの性能によりますが、遠くの対象物を詳細に確認できる可能性があります。
例えば、駐車場での車両のナンバープレートの読み取りや、運転手の顔など、詳細な監視、記録など可能です。
PTZ型防犯カメラは遠隔でパンやチルト、ズームなどが行えるため、撮影している最中に発生したトラブルや事件などにすぐに対応できます。
なにか発生したとしても、特定のエリアや人物に焦点を直ぐに合わせられるので、監視対象が動く環境で効果的な監視が可能です。
商品によりますが、PTZ型防犯カメラは自動追尾や自動追跡機能を搭載している場合があります。
例えば、搭載されているAIが画面に映った人を検知すると、自動的に追尾が始まります。人物がどこからどこへ行き、何をしているのか自動で監視、記録するため、トラブルや事件が起きたときに役立つ機能です。
PTZ型防犯カメラのデメリットは以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
PTZ型防犯カメラは他の防犯カメラに比べて多機能な傾向があるため、初期コストが高いです。
実際の販売価格はメーカーや販売業者によって異なりますが、銃型(バレット型)は1万円程度、ドーム型は2万円程度に対して、PTZ型防犯カメラは4万円程度します。
1台で広範囲を撮影できるため、PTZ型防犯カメラを複数購入する必要はありませんが、他のカメラに比べて初期コストが高くなる可能性があると覚えておきましょう。
PTZ型防犯カメラは設置したら終わりではありません。
商品にもよりますが、PTZ機能や自動追尾などの多くの機能を搭載しているため、性能を発揮するためにはある程度の専門知識が必要です。
PTZ型防犯カメラを適切に使用するためには、操作方法や設定などを十分に理解しましょう。
PTZ型防犯カメラは1台で広範囲をカバーできますが、機器によって画角や描写距離などが異なります。
適当な場所に設置しても、防犯効果を高めることはできないので、防犯カメラの性能を理解している業者に設置を依頼すると良いでしょう。
PTZ機能は、防犯カメラの撮影している向きを自由に変更できる機能です。
広範囲をカバーできますが、操作を誤ってしまうと、トラブルや事件が発生しても撮影されていないというケースが発生する可能性はあります。
また、PTZ型防犯カメラは多機能な商品が多いですが、設定をミスしてしまうと、本来の性能を発揮できないケースもあります。
そのため、PTZ型防犯カメラを設置した場合は、定期的なチェックが必要です。
PTZ型防犯カメラが向いている場所は以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
PTZ型防犯カメラは広範囲をカバーしつつ、特定のエリアや人物に向けて焦点を合わせることができます。
商業施設やショッピングモールのように、広範囲かつ人の動きが多い場所では、PTZ型カメラの広範囲カバーとズーム機能が有効です。店舗間の通路や広いフロアの監視に役立ちます。
PTZ型防犯カメラは駐車場やガレージにも向いています。
広範囲をカバーしつつ、特定の車両やエリアをズームして監視することが可能なので、駐車中の車両の安全を確保したい方は検討してみましょう。
イベント会場では、全体の状況を監視し、必要に応じて特定のエリアにズームすることが求められます。
PTZ型防犯カメラは、スタジアムや会場全体を監視しながら、特定の人物やエリアをズームして確認することが可能なため、要所に設置すると良いです。
広い敷地や複数の建物を持つ工場やオフィスビルでは、PTZ型カメラが一台で広範囲をカバーできるため、コストを抑えるのに役立ちます。
また、ズーム機能を活用して、特定のエリアを重点的に監視することができるため、万が一の事態に備えることも可能です。
PTZ型防犯カメラを設置する際のポイントは以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
PTZ型防犯カメラは広範囲をカバーでき、特定のエリアや人物に対してズームできるなど、高性能な防犯カメラです。
しかし、視野を最大限に活かすためには、設置する場所を慎重に選定する必要があります。
PTZ型防犯カメラを個人で設置する際は、監視エリア全体をカバーできる場所に設置しましょう。
カメラを設置する高さと角度は、監視の精度に大きな影響を与えます。
高さが低すぎると、視界が制限され、詳細な監視が難しいです。一方で、高すぎる場合には、細部が見えにくくなります。
PTZ型防犯カメラの場合は、ある程度の角度を後から調整できますが、高さは変更できません。
PTZ型防犯カメラを設置する際は、設置場所ごとに最適な高さと角度を調整することが重要だと覚えておきましょう。
PTZ型防犯カメラは広範囲をカバーできますが、障害物があると視野が妨げられてしまいます。
また、画角を変更したときに照明の反射や直射日光の影響を受ける可能性もあるため、周囲環境と障害物を確認しましょう。
PTZ型防犯カメラはパンやチルト、ズームなどの機能を搭載しているため、他の防犯カメラに比べてメンテナンスが重要です。
カメラの動作確認やレンズのクリーニングを定期的に行いましょう。
以上が、PTZ型防犯カメラの解説になります。PTZ型防犯カメラは水平、垂直、拡大、縮小機能を持つカメラを指します。1台のカメラで広範囲をカバーしつつ、特定のエリアや人物に焦点を当てて、詳細な監視が可能な防犯カメラです。
広範囲を1台でカバーしたい、動く人物を追いかけたいなど、他の防犯カメラでは難しい撮影をしたい場合は、PTZ型防犯カメラを検討してみましょう。
ただし、他の防犯カメラに比べて初期コストが高く、設置するためには高さや角度など、ある程度の専門知識が必要になります。
当社では、ショールームにて現物の防犯カメラをご覧いただけます。近畿圏を中心に多くの設置実績を誇っており、開発から販売、工事、保守に至るまで一貫して対応しています。
当社の防犯カメラに関してさらに詳しく聞きたいというご要望ございましたら、フリーダイヤル0120-624-199またはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください!