公開日:2024年9月12日
こんにちは、防犯カメラのまもるくん!編集部です。
介護施設で防犯カメラの設置を考えている方がいるかもしれません。
そこで今回は、介護施設で防犯カメラを設置するポイントや注意点などを解説したいと思います!
まずは当サイト「防犯カメラのまもるくん!」についてご説明致します。当サイトは防犯カメラ開発メーカーである株式会社トライアークが運営しております。トライアークでは製品の開発からお客様施設への設置工事、さらに保守まで一気通貫でサービスのご提供を行なっております。従いまして、高性能カメラをどこよりも安く、メーカー直販価格でご提供できます。またメーカー責任施工で工事も安心です。防犯カメラの設置をご検討ならお気軽にフリーダイヤル0120-624-199またはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
結論から申し上げますと、介護施設の内外に防犯カメラは必要です。
2016年に発生した事件では外部から侵入した人物によって多くの被害が発生したことを受け、厚生労働省は事業所の運営や報酬請求の状況、高齢者の尊厳の保持などに関する理解と取り組みなどをチェックする運営指導において防犯上の確認を行う傾向があります。
また、介護施設内で起きていることを利用者のご家族に説明する方法は口頭やメール、介護記録などありますが、信頼できる証拠になりづらいです。
仮に、介護施設内でトラブルが起きたとしても、スタッフからの説明やメールだけでは、相手が納得しない可能性も否定できません。
しかし、防犯カメラを施設内に設置していれば、虐待やハラスメント、事故などのトラブルや疑いに対して、事実を明確化できるので、利用者やそのご家族、介護施設で働いているスタッフの安心や安全に役立つでしょう。
以上の理由により、介護施設では外部からの侵入者を防ぐためと、内部で起きていることを記録するために防犯カメラの設置を検討すると良いです。
介護施設で防犯カメラを取り付ける場合のポイントは以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
一般的に、防犯カメラは次のような種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
ボックス型 | カメラがボックスの形状をしたタイプ |
銃型(バレット型) | カメラが銃のような形状をしたタイプ |
ドーム型 | レンズがドームに覆われたタイプ |
ボックス型や銃型(バレット型)は筒状、あるいは銃の形状をした箱の先端にレンズが付いているタイプの防犯カメラです。防犯カメラの代表的な形状で、外見からカメラとハッキリわかる威圧感があるので、防犯に向いています。
しかし、ボックス型や銃型(バレット型)が施設の内外に設置されていると、監視されているという印象が拭えません。
介護施設の目的は、家庭的な環境のもと、介護サービスや生活サポート、機能訓練などの提供を通じて、利用者が自身の能力に応じて自立した日常生活を営めるようにすることです。
威圧感のある施設では、利用者が自立した日常生活を送ることができないので、おすすめできません。
そのため、介護施設に防犯カメラを設置するなら、レンズがドームに覆われていて、威圧感が抑えられているドーム型を選びましょう。
介護施設で防犯カメラを設置するなら、音声を録音でき、夜間に鮮明な映像が録画できる機種を選ぶと良いです。
介護施設では入居者同士、あるいは入居者と働いているスタッフの間でトラブルが起きることが少なくありません。
トラブルが発生したとき、映像だけでなく音声も録音できていれば状況が理解しやすく、確認ができます。
また、入居している利用者がいる介護老人保健施設や介護老人福祉施設では、夜間も施設は稼働しています。入居者の夜間徘徊に対応するために、夜間の屋内や屋外の暗い場所でも鮮明に録画できる機能が必要です。
メーカーや機種によっては上記の機能が搭載されていないので、販売業者と相談して適切な防犯カメラを購入しましょう。
介護施設は24時間利用者が滞在していることが多く、さまざまなトラブルが発生します。
働いているスタッフは対処に奔走しますが、全ての利用者を見ていられるとは限りません。
しかし、利用者のなかには徘徊をしてしまう方はおり、ちょっと目を離したすきに部屋を抜け出し、施設から外へ向かってしまう事例は報告されています。
防犯カメラによっては動体検知や人検知機能が付いている機種があります。設置したエリアを人が通る、あるいは夜間に誰が入ったなどを検知するとメールやプッシュ通知などで知らせるため、スタッフの目が届かない範囲をカバーすることが可能です。
利用者の徘徊対策として、見守り機能が付いている防犯カメラの導入を検討しましょう。
介護施設で防犯カメラを導入するメリットは以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
介護施設の内外に防犯カメラを導入すれば、利用者やスタッフの安全を確保しやすいです。
施設外に防犯カメラがあれば、不審者の侵入を防ぐことができ、万が一の事態が起きたときには記録映像として証拠になります。
また、施設内に防犯カメラがあれば、利用者同士やスタッフとのトラブルを遠隔で見守りつつ、発生した場合の早期対応や内容の確認が可能です。
利用者の安全確保を考えている介護施設は、防犯カメラの導入を検討しましょう。
センサー付きの防犯カメラを出入口に設置すれば、利用者の徘徊が発生してもすぐに対応できます。
また、施設外に防犯カメラがあれば、徘徊した利用者が向かった方向や当時の服装などを映像として共有可能です。
食堂や廊下、施設前の道路などのチェックを少人数で行えるため、スタッフの負担を減らすことにも役立ちます。
介護施設では利用者同士やスタッフとのトラブルが多数報告されています。
利用者からスタッフ、あるいはスタッフから利用者への暴言、暴行などは重要な課題となっており、介護施設は対応しなければなりません。
上記のようなトラブルでは水掛け論になることも珍しくないので、防犯カメラによって客観的な証拠があると便利です。また、防犯カメラがあるという意識が、トラブルの抑制につながる可能性もあります。
介護施設で防犯カメラを導入する際の注意点は以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
防犯カメラをこれから設置する場合は、利用者とその家族に設置する目的や動画の利用方法、撮影した動画の管理などを説明しましょう。
事前説明もなく設置してしまうと、施設に対する不信感につながり、トラブルを招く恐れがあります。
また、既に設置している介護施設では、これから利用する方とその家族に同様の説明をする必要があります。
防犯カメラを運用する場合は、事前に誤解がないように十分な説明を行い、理解を得られるように努力しましょう。
防犯カメラを設置する際は、監視する目的を明確にして、働いているスタッフと共有することが重要です。
例えば、利用者の夜間徘徊を防ぐために防犯カメラを設置するなら、その目的と運用方法をスタッフに周知しましょう。スタッフにしてみれば、自分たちが見張られて、仕事を監視されているように感じられ、離職に繋がってしまう可能性があります。
利用者の安心や安全を守るために設置しているのだと理解してもらえれば、スタッフの離職は防げます。
また、撮影した動画は個人情報が含まれているので、防犯カメラの設置から運用までに関する責任者と権限の内容を定め、適正に行われているか管理することも必要です。
防犯カメラは録画機能を有しているため、プライバシーへの影響が大きい機器です。
特に、介護施設に入居している方は、施設内で暮らしている姿を防犯カメラで撮影されるので、人によっては不愉快に感じて、トラブルに発展する可能性があります。
そのため、介護施設内に防犯カメラを導入する場合は、次の点に注意しましょう。
上記のポイントを守りつつ、介護施設で過ごしている利用者のプライバシーに注意しましょう。
以上が、介護施設で防犯カメラを導入する場合の解説になります。介護施設では利用者とその家族、働いているスタッフの安全や安心を守るために防犯カメラの導入が推奨されています。
ただし、威圧的な防犯カメラを設置すると利用者の不安を招く可能性があるので、なるべく威圧感の少ないドーム型の防犯カメラを設置しましょう。
また、録音機能や夜間撮影機能、見守り機能などが搭載されていると、介護施設で働くスタッフの負担を軽減できるのでおすすめです。
介護施設の規模や設置する目的によって必要になる防犯カメラの種類や台数、設置場所は異なるため、信頼できる業者に相談してみると良いでしょう。
当社では、ショールームにて現物の防犯カメラをご覧いただけます。近畿圏を中心に多くの設置実績を誇っており、開発から販売、工事、保守に至るまで一貫して対応しています。
当社の防犯カメラに関してさらに詳しく聞きたいというご要望ございましたら、フリーダイヤル0120-624-199またはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください!