公開日:2026年1月13日
家庭用の防犯対策として、屋外用防犯カメラの設置を検討する方が増えています。
とくに最近は「工事不要で手軽に導入できる」「配線がいらない」「スマホで確認できる」といった理由から、ワイヤレスタイプの家庭用防犯カメラを選択肢に入れる方も多いのではないでしょうか。

ただ、防犯カメラの価値は“取り付けやすさ”だけで決まりません。
防犯において本当に重要なのは、いざというときに記録が残り、証拠として役立つことです。
便利でも、肝心な場面で「録画が残っていない」「映像が途切れていた」となれば、防犯としての意味は薄れてしまいます。
この観点から当社では、セキュリティ強化や防犯効果を重視する場合、ワイヤレスタイプの防犯カメラは取り扱いがありません。
その理由は大きく分けて次の3点です。
本記事では、ワイヤレスが抱えるこれらの構造的リスクを丁寧に整理しつつ、より防犯効果を高める考え方として、専用録画レコーダーを室内に置いて証拠を守る当社の各プランや、可動式カメラの問題点と「固定式カメラを2台で死角を減らす方法」についても分かりやすく解説していきます。

防犯カメラには、大きく分けて二つの役割があります。
ひとつは、カメラの存在そのものによって侵入を思いとどまらせる抑止効果。
もうひとつは、実際に被害が発生した際、警察への説明や捜査協力につながる記録(証拠)の確保です。
このうち、後者の「証拠が残るかどうか」は、防犯カメラの価値を大きく左右する重要な要素です。どれだけ高画質で、多機能なカメラであっても、記録が残っていなければ防犯としての役割は果たせません。
警察庁が公開している住宅防犯に関する情報でも、防犯設備は「侵入を防ぐ工夫」と同時に、「犯行を記録し、被害状況を明らかにすること」が重要であると示されています。
つまり、防犯カメラを選ぶ際の基準は「設置が簡単か」「価格が安いか」ではなく、壊されたとき・トラブルが起きたときに、何が残るのかという視点で考える必要があります。
特に屋外用防犯カメラは、侵入者に見つかりやすく、破壊や持ち去りのリスクを常に抱えています。
そのため、防犯用途であればあるほど、
「証拠だけは守られる構成」であることが求められます。
この前提に立つと、カメラ本体に記録媒体を入れるワイヤレスタイプや、Wi-Fi通信に強く依存する構成は、防犯目的では慎重に評価すべき選択肢だと言えます。
ワイヤレスタイプの防犯カメラの多くは「ネットワークを介したクラウド環境やカメラ本体に挿入したSDカードなどの記録媒体へ映像を保存する仕組み」を採用しています。
一見すると手軽で合理的に思えますが、防犯の観点では非常に大きなリスクを抱えています。
屋外に設置された防犯カメラは、侵入者から見つかりやすい存在です。もし侵入者がカメラを発見し、
といった行為に出た場合、カメラと同時に録画データそのものも破壊・消失する可能性があります。
つまり「映像は撮れていたはずなのに、証拠が一切残らない」という最悪の結果を招きかねないのです。
そのため、当社では「AHDカメラと専用録画レコーダーを有線接続(同軸ケーブル)する」システムを採用しています。
このように防犯カメラは、壊されることを“想定外”としてはいけない機器です。むしろ、侵入者にとって最初に無力化したい対象であることを前提に設計や構成を考える必要があります。
その点で、記録媒体がカメラ本体にあるワイヤレスカメラは、防犯用途として構造的に不利だと言えます。
このように、本体保存型のワイヤレス防犯カメラは「壊されやすい場所に、証拠をまとめて置いている」状態とも言えます。防犯を目的とするのであれば、記録媒体の置き場所こそ、最優先で考えるべきポイントです。

ワイヤレス防犯カメラの弱点である「破壊=証拠消失」というリスクを避ける方法のひとつが、当社が採用している「カメラとは別に録画レコーダーを室内に設置するシステム構成」です。
この方式なら、仮に屋外のカメラが壊されたとしても、映像データは屋内の録画機側に保存されるため、証拠が残りやすくなります。
屋外に設置されるカメラは、侵入者から見れば最も目につきやすい存在です。
一方、室内に置かれた録画機は、外部からは存在が分かりにくく、侵入者が短時間で特定・破壊することは容易ではありません。
そのため、最低でも「カメラは壊されても、記録は守られる」という状態を作りやすくなります。
防犯において重要なのは、侵入を完全に防ぐことだけではありません。実際には、どれだけ対策をしても被害が発生する可能性はゼロにはなりません。
そこで決定的な意味を持つのが、被害状況を客観的に示せる証拠映像が残っているかどうかです。
当社のように「専用レコーダーが室内にあるシステム」なら、
といった情報が映像として残りやすくなります。これらは警察への説明や捜査協力において非常に重要で、結果として犯人特定につながる可能性を高める要素となります。
また、複数台のカメラを1台のレコーダーで集中管理できる点も、当社システムのメリットです。
映像の管理や確認がしやすく、万一の際にも必要な映像を素早く取り出せますし、大容量HDDを使用することで「肝心な時に録画されていない」という事態も防ぎやすくなります。
このように防犯用途では、「見られるか」よりも「残っているか」「取り出せるか」が重視されるべきです。
ワイヤレス防犯カメラを語るうえで避けて通れないのが、Wi-Fi通信への依存です。
ワイヤレス製品説明では「Wi-Fi環境の安定性に注意しましょう」と軽く触れられていますが、防犯目的で考える場合、この問題は単なる注意点ではなく、明確な危険性として捉える必要があります。
屋外に設置される防犯カメラは、次のような理由で通信が不安定になりやすい環境に置かれます。
これらが重なると、映像の遅延・途切れ・録画欠損が発生する可能性があります。防犯カメラにおいて最も避けたいのは、「侵入の瞬間だけ映っていない」「後から確認したら肝心な部分が抜けている」という状態です。
総務省も、無線LAN(Wi-Fi)の利用に関して、利用環境や設定によって通信品質や安全性に影響が出ることを示しています。
Wi-Fiは便利な反面、前提条件が崩れるとリスクに直結する通信手段です。
出典:総務省「無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用について(自宅Wi-Fi利用者向け)」
防犯用途では「通信が一時的にでも不安定になる構成自体」が大きなリスクになります。
「Wi-Fiが強ければ大丈夫」という考え方は、防犯の観点では不十分です。
なぜなら、どれだけ強力な環境を整えても、
といった要因で、通信が止まる可能性をゼロにはできないからです。
そのため、ワイヤレス防犯カメラではなく、確実な録画環境を構築できる「AHDカメラと専用録画レコーダーを有線接続する」当社システムがオススメなのです!

ワイヤレス防犯カメラには、首振りや自動追尾などの機能を備えた可動式(パン・チルト)カメラが多く見られます。
一台で広範囲をカバーできる点は魅力的に映りますが、防犯用途として長期間使い続けることを前提にすると、構造上の弱点が目立ちます。
可動式カメラは、内部にモーターやギアなどの可動部品を複数持っています。
これらの部品は動作するたびに負荷がかかり、固定式カメラと比べて摩耗や劣化が起こりやすくなります。
とくに屋外では、
といった過酷な環境要因が重なり、可動部のトラブルが発生しやすくなります。
一方、当社システムのような固定式カメラは「可動部品を持たない構造」が基本であり、基本的に「動く部分が少ない」ため、故障の要因が少なくなっています。
同じ条件下で使用した場合でも、可動式カメラと比較して痛みにくく、安定して使い続けやすい傾向があります。
防犯用途では、「多機能であること」よりも、「止まらず映り続けること」が何より重要です。
可動式カメラは、
といったリスクも抱えています。結果として、肝心な瞬間に映っていないという事態につながる可能性があります。
このような理由から、防犯を主目的とする場合、ワイヤレスの可動式カメラは構造的に不利であり、シンプルな固定式カメラの方が信頼性が高いと言えます。
関連記事はこちら→防犯カメラもタフさが要! 防水・防塵レベルの指標「IP規格」とは?

防犯カメラを検討する際、「1台で広範囲を見渡せる可動式の方が効率的ではないか」と考える方は少なくありません。
しかし、防犯の視点で重要なのは“見られる範囲の広さ”ではなく、侵入経路を確実に押さえ、死角を作らないことです。
可動式カメラは向きを変えられる反面、
といったリスクがあります。つまり、「1台にすべてを任せる」構成は、トラブル発生時の影響が非常に大きいのです。
これに対し、固定式カメラを2台設置する方法では、侵入されやすいポイントをあらかじめ分けてカバーできます。
例えば、
といった形で要所を押さえることで、常に監視されていない時間帯や方向を減らすことが可能になります。
また、固定式カメラは常に同じ方向を撮影し続けるため、映像の比較や確認もしやすく、不審な動きに気づきやすいという利点もあります。万一、1台にトラブルが発生しても、もう1台が記録を続けている状態を作れるため、防犯リスクを分散できる点も大きなメリットです。
このように防犯設備の分野では、「多機能な1台」よりも「役割を分け、確実に動作する複数台」の方が、結果として防犯効果が高まります。
これは、侵入者の動線を意識した配置や、死角を極力減らす設計が重要視されているためです。
Q1.なぜワイヤレス防犯カメラはおすすめできないのですか?
ワイヤレス防犯カメラの多くは、カメラ本体にSDカードなどの記録媒体を入れる構造です。そのため、侵入者にカメラを壊された場合、録画データも同時に失われるリスクがあります。
防犯の目的が「犯人特定につながる証拠を残すこと」である以上、この構造は大きな弱点になります。
Q2.録画機を室内に置くと、何が防犯上有利になりますか?
録画機(レコーダー)を部屋の中に設置しておけば、屋外のカメラが破壊されても映像データは守られやすくなります。
侵入経路や犯行時刻、犯人の特徴などが記録として残り、警察への説明や犯人特定につながりやすくなる点が、防犯上の大きなメリットです。
Q3.可動式1台と固定式2台では、どちらが防犯効果は高いですか?
防犯目的であれば、可動式1台よりも固定式カメラを2台設置する方が効果的です。
固定式は可動部がなく故障しにくい上、複数台で侵入経路を分けて監視することで、死角を減らし、トラブル時のリスクも分散できます。
工事不要で設置できるワイヤレス防犯カメラは、導入のしやすさという点では魅力があります。
しかし、防犯の本質である「証拠が残るか(証拠保全)」「安定して記録し続けられるか(確実な動作・録画)」という観点で見ると、構造的な弱点を抱えていることは否めません。
特に、カメラ本体に記録媒体を入れるタイプでは、カメラが壊された時点で録画データも同時に失われるリスクがあります。
また、Wi-Fi通信に依存する構成は、通信障害や機器トラブルによって映像が欠損する危険性を常に伴います。これらは防犯用途において、決して軽視できる問題ではありません。
一方で、録画レコーダーを室内に設置する当社システムであれば、屋外のカメラが破壊されても証拠は守られやすく、犯人特定につながる可能性が高まります。
さらに、可動式カメラ1台に頼るのではなく、固定式カメラを2台設置して侵入経路を分けて監視することで、死角を減らし、故障時のリスクも分散できます。
防犯カメラ選びで重視すべきなのは、便利さや価格だけではありません。
大切なのは「壊されても記録が残ること、途切れずに監視できること」この基本を押さえた構成こそが、結果として本当に安心できる防犯対策につながります。
ワイヤレスという言葉のイメージに流されず、防犯として何を守りたいのかを基準に、最適なカメラ構成を検討することが重要です。

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