公開日:2023年12月19日
こんにちは、防犯カメラのまもるくん!編集部です。
マンションに個人で防犯カメラを取り付けたいと考えている方もいるかもしれません。
そこで今回は、マンションに個人で防犯カメラを取り付けることや取り付ける際のポイントを解説したいと思います!
まずは当サイト「防犯カメラのまもるくん!」についてご説明致します。当サイトは防犯カメラ開発メーカーである株式会社トライアークが運営しております。トライアークでは製品の開発からお客様施設への設置工事、さらに保守まで一気通貫でサービスのご提供を行なっております。従いまして、高性能カメラをどこよりも安く、メーカー直販価格でご提供できます。またメーカー責任施工で工事も安心です。防犯カメラの設置をご検討ならお気軽にフリーダイヤル0120-624-199またはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
結論から申し上げますと、マンションに個人で防犯カメラを取り付けるなら大家さんか管理会社の許可と配慮が必要です。
マンションには他にも居住者がおり、防犯カメラを取り付けてしまうとプライバシーを侵害してしまうリスクがあります。
防犯カメラを取り付けることを禁じる法律はなく、個人情報保護法は事業者を対象にしているため、個人が防犯カメラを取り付けて、他者が映ったとしても刑罰に課せられることはありません。
しかし、過去にはマンションに個人が勝手に取り付けた防犯カメラがプライバシーの侵害と認められて撤去したケースもあるため、トラブルに発展する可能性は高いです。
そのため、マンションに個人で防犯カメラを取り付けるなら、大家さんか管理会社の許可や、ほかの入居者への説明などが必要です。
大家さんか管理会社の許可を取り、入居者に説明したとしても、防犯カメラを取り付ける際には次のポイントに注意しましょう。
- ・設置場所と撮影範囲を確認する
- ・共有部分を傷つけない
- ・映像の扱いには気を付ける
- ・マンション向きの防犯カメラを設置する
上記のポイントを順番に解説します。
マンションに個人で防犯カメラを取り付ける場合、設置場所と撮影範囲に注意しましょう。
過去の判例では住人の生活状況を把握できてしまうことがプライバシーの侵害に当たると考えられています。そのため、防犯カメラを設置する際は、次のことに注意しましょう。
- ・ほかの入居者の顔や行動が連続して撮影されていないか
- ・隣の部屋の出入り口が常に撮影されている状態になっていないか
- ・共有スペースが映り続いていないか
- ・ベランダから隣の部屋が撮影範囲に入っていないか
室外に防犯カメラを設置する際は、撮影範囲が問題ないか大家さんや管理会社に確認してもらうと良いでしょう。
マンションの共有部分とは専有部分以外の場所のことで、エントランスから各戸へ通じる廊下や通路、倉庫などが該当します。
防犯カメラによっては取り付ける際に壁に穴を開けたり、配線を通したりする場合がありますが、原則として共有部分を傷つけることは認められていません。
そのため、室外に防犯カメラを設置する際は、工事不要で取り付けられるタイプを選ぶか、大家さんや管理会社と交渉しましょう。
防犯カメラで撮影した映像は何らかの記録媒体に保存されます。
記録した映像をインターネットに流出したり、公開したりすると犯罪行為とみなされる場合があり、トラブルに発展する可能性が高いです。そのため、防犯カメラで撮影した映像の扱いには気を付けましょう。
また、何らかの犯罪行為を撮影しても、勝手に対処しようとせず警察に連絡するべきです。
マンションの室外に防犯カメラを設置する際は、ほかの入居者を威圧せず、センサーライトが付いていないタイプを設置しましょう。
威圧できるデザインやセンサーライトが付いている機種なら防犯効果を高められますが、入居者の生活を乱すとして苦情を言われる可能性があります。
おすすめは大規模な工事を必要としないドアモニタータイプです。撮影場所が玄関前の限られたスペースになり、ほかの入居者のプライバシーを侵害する可能性や、苦情を言われる可能性を減らせます。
マンションの室外に防犯カメラを個人で取り付ける場合は許可や注意点があります。
しかし、室内に防犯カメラを設置する場合は問題がありませんので防犯カメラを好きな位置に設置できます。
ただし、壁や天井に穴が開くような工事を行えば退去時に修繕や補修費用を支払うことになるので注意が必要です。穴を空けない工事が可能か、あるいは工事不要のカメラがあるかなど、あらかじめよく相談するとよいでしょう。
室内に防犯カメラを設置するメリットは、犯罪が行われた場合の対策に役立つことです。侵入してきた泥棒の顔や動きから逮捕につながる可能性はあります。
一方で、室外に設置するケースとは違って、泥棒や犯罪行為を抑止する効果は期待できないため、防犯カメラ以外の防犯対策を考えておきましょう。
マンションで防犯対策を考えているなら、防犯カメラだけでなく次のようなことも一緒に行いましょう。
- ・鍵を増やす
- ・防犯フィルムを設置する
- ・ホームセキュリティシステムに加入する
上記の防犯対策を順番に解説します。
1つのドアに対して2つ以上のカギが付いている状態のことをワンツードアロック、あるいはダブルロックと呼びます。
鍵の数が増えると、泥棒にしてみれば鍵を開ける手間が増えるので時間がかかると予想でき、犯行を諦める可能性が高まります。つまり、見た目だけで空き巣の抑止力になるため、警察でも推奨されている防犯対策です。
なお、あとから増やせる補助鍵には種類があり、工事不要な物もあれば、工事が必須な鍵もあります。そのため、防犯カメラを設置する場合と同様に大家さんや管理会社の許可が必要です。
防犯フィルムとは、窓の内側に張り付けて外部からの衝撃を受けても割れにくくするフィルムになります。
マンションの状況にもよりますが、泥棒が侵入する経路の2位はガラス破りで、ベランダからの侵入が多いです。また、1階や2階の低階層だけでなく、屋上から降りられる最上階でも被害は報告されています。
防犯フィルムを張っておけば、破られる可能性が低くなり、侵入を防ぐことができます。
なお、防犯フィルムを張ることも大家さんや管理会社に許可を取る必要があります。
ホームセキュリティシステムとは、自宅にセンサーを設置して、不審者が侵入した場合にアラームが大音量で鳴り、契約している警備会社が駆けつけるサービスです。
24時間365日体制で見守っており、不在時だけでなく在宅時や就寝時も稼働します。ほかの防犯対策と違って、利用する前には月額料金を支払い続ける必要がありますが、高い防犯効果を期待できます。
そのため、防犯カメラと一緒に導入を検討してみましょう。
泥棒の侵入経路として最も多いのは、無施錠・無締りのドアや窓からの侵入です。
次の表は、2022年に発生した泥棒の侵入経路を住宅ごとにまとめたものになります。
マンション(4階以上) | マンション(3階以上) | 戸建住宅 | |
---|---|---|---|
無施錠 | 644件 | 1,475件 | 6,187件 |
ガラス破り | 179件 | 515件 | 3,710件 |
ドア錠破り | 29件 | 40件 | 268件 |
合鍵 | 373件 | 338件 | 370件 |
その他 | 362件 | 498件 | 1,536件 |
表にあるように、マンションや戸建住宅への侵入経路で最も多いのは無施錠・無締りです。特に、マンションの場合はオートロック住宅や高層階という安心感からか短時間の外出時に鍵をかけない方は少なくありません。
防犯カメラを設置したり、ホームセキュリティシステムに加入したりとさまざまな防犯対策を行っていても、玄関に鍵をかけずに出かけてしまえば、泥棒が侵入する確率を高めます。
そのため、どんな時でも施錠をしておくことが重要です。
マンションに個人で防犯カメラを設置するメリットはトラブルを減らせることです。
マンションは入居者以外に来客や宅配業者などが出入りする場所で、オートロックが無ければ共有部分から通路まで誰でも自由に出入りできます。
そのため、防犯対策が整っていないマンションでは空き巣や不法侵入、ストーカー、自転車の盗難などの犯罪被害にあう可能性は高いです。
また、不用品の不法投棄やゴミ捨て場のルールを破るなど、ほかの入居者が原因のトラブルも近年は増えています。本来なら大家さんや管理会社が介入することでも、リスクを恐れて証拠が無ければ動かないというケースは珍しくありません。
防犯カメラを設置すれば、犯罪被害に遭う可能性を防ぐことができ、近隣住民とのトラブルの証拠を残すことができます。
防犯カメラを個人で設置することのハードルは高いですが、防犯対策と近隣トラブルなどを考慮して必要だと感じたら、設置しましょう。
以上が、マンションに個人で防犯カメラを取り付けることの解説になります。マンションに個人で防犯カメラを取り付ける場合には、大家さんや管理会社の許可を取り、ほかの入居者に説明する必要があります。
また、防犯カメラを室外に設置したい場合は、次のポイントに注意しましょう。
- ・設置場所と撮影範囲を確認する
- ・共有部分を傷つけない
- ・映像の扱いには気を付ける
- ・マンション向きの防犯カメラを設置する
とくに、撮影範囲によってはプライバシーの侵害に当たる可能性があるため、防犯カメラを設置するなら専門的な知識や技術を持った事業者に依頼すると良いです。
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