公開日:2024年4月11日
こんにちは、防犯カメラのまもるくん!編集部です。
防犯カメラはずっと稼働しているものですから、耐用年数が知りたいと考えている方もいることでしょう。
そこで今回は、、防犯カメラの耐用年数やメンテナンスなどを解説したいと思います!
まずは当サイト「防犯カメラのまもるくん!」についてご説明致します。当サイトは防犯カメラ開発メーカーである株式会社トライアークが運営しております。トライアークでは製品の開発からお客様施設への設置工事、さらに保守まで一気通貫でサービスのご提供を行なっております。従いまして、高性能カメラをどこよりも安く、メーカー直販価格でご提供できます。またメーカー責任施工で工事も安心です。防犯カメラの設置をご検討ならお気軽にフリーダイヤル0120-624-199またはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
防犯カメラの耐用年数は税法上では6年、実際の耐用年数は5年~10年とされています。
上記の違いを順番に解説します。
税法上の耐用年数とは、対象資産を使用できる期間のことを指しており、使用開始日から効用喪失日までの期間です。
防犯カメラに限らず、パソコンや家電機器などは使用すればするほど物理的に損耗して価値が下がると考えられており、将来的には本来の価値を失います。
税法上では、各資産に耐用年数が設定されており、期間内で毎年経費として処理していくことが可能です。この処理を減価償却と呼びます。
国税庁の耐用年数表によれば、監視システムの一部として購入した防犯カメラの法定耐用年数は6年とされています。
仮に防犯カメラを12万円で購入した場合、法定耐用年数6年で割り、1年あたり2万円の経費として処理することが可能です。
会社の備品や事業の一環で防犯カメラを購入する方は、防犯カメラの法定耐用年数は6年と覚えておきましょう。
なお、監視システムに含まれないカメラの場合の法定耐用年数は5年となり、ケースによっては異なる場合があるため、わからない場合は税務署や税理士に相談すると良いです。
実際の耐用年数とは、設置した防犯カメラを稼働させて、故障して使えなくなるまでの期間で、耐久年数や寿命などと呼びます。
防犯カメラの実際の耐用年数は一般的に5年~10年程度とされていますが、使用条件やメーカー、設置場所によって変動する可能性は高いです。
例えば、屋外で使用している防犯カメラは風雨の影響を受けやすいため耐用年数が短くなる傾向があり、屋内で使用していると温度変化が少なく長持ちする傾向があります。
また、実際の耐用年数はメンテナンスの有無も影響すると覚えておきましょう。
防犯カメラは万が一の事態に備えて撮影しておくために設置するカメラです。盗難や不法侵入などの犯罪行為が起きた際に、カメラのレンズが汚れたり、角度がズレてしまっていたりすると、設置した目的を果たせません。
特に、防犯カメラを長期使用していると映像がぼやける、ノイズが入る、日付時刻が古くて記録として役に立たないなどの不具合が発生しやすいです。
そのため、メーカー側は年1回の本格的なメンテナンスを推奨しています。専門業者を呼んで、カメラだけでなくHDDやケーブルなどに不具合が起きていないかチェックしてもらいましょう。
年1回のペースで行う本格的なメンテナンスとは別に、次のようなメンテナンスをご自身で行っておくことも重要です。
- ・ カメラレンズの清掃
- ・ ケーブルの傷や汚れの確認
上記を順番に解説します。
ご自身でメンテナンスをする場合は、必ずカメラレンズや外装部分の清掃を行いましょう。
カメラレンズが汚れていると、映像が不明瞭になってしまい防犯という目的を果たすことができません。また、カメラレンズにホコリやクモの巣などが付着していると、夜間の赤外線撮影が正常にできないケースがあります。
防犯カメラの設置場所が高い場合は脚立を用意して、汚れやゴミを取り除くと良いです。
防犯カメラは機種によっては有線で映像をレコーダーに送っています。ワイヤレスと違って電波の強度による影響を受けないため、安定した映像を撮影できますが、ケーブルに傷があると映像が不明瞭になりやすいです。
そのため、カメラレンズの清掃時には、金具だけでなくケーブルの傷や汚れも確認しましょう。
防犯カメラの性能を最大限発揮するためにメンテナンスは重要です。
しかし、中には自分で行ってはいけない事もあります。
メーカーや機器によって内容は様々ですが、僅かな調整をしようとして故障や二次災害に繋がる可能性もあります。
例えば、弊社の防犯カメラでは「取り付け部分の破損や緩み」を自分でメンテナンスすることは推奨していません。
防犯カメラは外壁や天井などに設置して使用するため、風雨や振動によって取り付け金具が破損したり、緩んだりします。
破損や緩みを放置していると画角がズレルだけでなく、防犯カメラ自体が落下して壊れてしまう可能性があるため、焦って自分で対応したくなることもあるでしょう。
しかし、破損や緩みを自分で直そうとしてカメラを触ると、思わぬ故障や逆に落下させてしまうなどの二次災害に発展する恐れがあります。
弊社製の防犯カメラの取り付け部分に破損や緩みを発見された場合は、ご自身で対処せずに保守対応をご希望の旨をご連絡下さい。
自分でメンテナンスを行う際は、保証内容を確認しておくことも重要です。
保証内容は各メーカー各機材によって多岐に渡りますが、自分で触ることで壊してしまった場合は保証対象外となるのが一般的です。
防犯カメラを長持ちさせるためにも、やってはいけないことを把握しておきましょう。
レコーダーは室内に設置しているため防犯カメラよりも風雨の影響を受けません。
しかし、レコーダーは精密機械のため、使用していると徐々に劣化していき、内部に熱が蓄積して故障しやすくなります。
実際、レコーダーの故障により防犯カメラで撮影した映像が残っていないという事例は多いため、次のような定期的なメンテナンスが必要です。
- ・ レコーダーの清掃
- ・ レコーダーの再起動
- ・ 録画してある映像の確認
上記を順番に解説します。
レコーダーは設置環境にもよりますが、ホコリが溜まりやすい傾向があります。
ホコリは精密機械にとって天敵で、冷却ファンの近くに溜まっていると中に吸い込んでしまい、冷却率を下げてしまう、あるいは故障を招く可能性が高いです。
そのため、定期的にレコーダーの周りを清掃し、冷却ファンの周辺には物を置かないようにしましょう。
レコーダーの映像が不明瞭、あるいは日付がズレているなどの不具合が起きている場合、レコーダーにエラーが蓄積されている可能性が考えられます。
エラーを放置していると、さらなるトラブルを招く恐れがあるため、本体を再起動しましょう。再起動することで本体がリフレッシュして、動作状況が改善、あるいは最適化されます。
なお、再起動の方法は機器によって異なり、無理やり行うと故障する原因となるので、取扱説明書を確認すると良いです。
防犯カメラは風雨や振動の影響、レコーダーのエラーなどで画面が見えなくなる、画角がズレてしまう、日付がズレてしまうなどのトラブルが起きる可能性はあります。
トラブルを放置していると防犯カメラとしての役目を果たせていないので、定期的に録画してある映像を確認し、問題ないかチェックしましょう。
防犯カメラやレコーダーが耐用年数を迎えて故障を繰り返す、修理できないなどの状態に陥ったら買い替えを検討しましょう。
レコーダーはHDD部分だけを買い替えれば済む場合もありますが、購入から一定時間が過ぎた製品は部品の生産を中止する傾向があるため、場合によっては防犯カメラシステム自体をすべて買い替えたほうが良いです。
また、防犯カメラの性能は年々アップグレードしており、古い機種に比べて最新機種の映像のほうが鮮明で、防犯に役立つ機能を搭載しています。防犯カメラを買い替える際は、画素数や機能を比較すると良いです。
耐用年数を迎えた防犯カメラを買い替える際は、入れ替えにかかるまでの時間に注意しましょう。
防犯カメラは機種によって性能や価格が違うため、買い替えるとなれば設置場所や台数を見直す可能性が高いです。
業者が実地検査を行い、設置場所や見積もり額などを出してもらい、内容を比較検討するなどの手間がかかるため、実際に工事に入るまでにある程度の時間がかかります。
防犯カメラは耐用年数を迎えたからといって、すぐに壊れてしまうとは限りません。
しかし、耐用年数を迎えると故障する確率は飛躍的に上昇し、気が付いたときには壊れてしまったというケースはあります。
買い換えまでに時間がかかってしまうと、新しいカメラを設置するまで防犯ができないです。
防犯カメラは万が一の事態に備えておきたい機器のため、撮影できない期間ができないように、耐用年数を迎える前に買い替えを検討しましょう。
以上が、防犯カメラの耐用年数の解説になります。防犯カメラの耐用年数は、国税庁によれば税法上で6年、実際は5年~10年とされています。
ただし、防犯カメラは24時間稼働する場合がある機器のため、定期的なメンテナンスを行わないと寿命が短くなりやすいです。
また、買い替えるまでにある程度の時間を必要とするため、撮影できない期間を作らないように早めに検討しておくと良いでしょう。
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